【感想/ネタバレ有】インビジブル9話

前回のラストで志村さんに対する当たりが緩まって、猿渡監察官とのバディが誕生して。中々にええコンビになるのでは？と思ってたのにさ。まさかすぎる展開なんですけど！！何回「え！？」って言ったかわかりません。

 

猿渡監察官=内通者=クリミナルズ・リーパー

 

最初の方で、キリコさんがキリヒトのスマホを使って電話掛けた先が判明した時。元々キリコさん達が父親と共に住んでた家でガスにやられていたのかと思えば、着信先の名前見て怖い笑み作ったのにはぞくりとしましたね。伏線としては充分すぎた。その時に形勢逆転してキリコさんがキリヒトを誘拐して去って行った先に着いた時に、志村さんは冷静に車のハンドルに猿渡監察官の手首に手錠掛けてた。なのにあれ、どうやって脱出したんやろう？？録画で観てたので、静止して凝視してみたけど完全に手錠ひしゃげてたよね。教授が作った小型爆弾か何かを使ったのだろうか・・・？

 

爆弾と言えば、警視庁にも仕掛けられてますね。磯ヶ谷くんと五十嵐さん中心で、少ない人数で爆弾探しに奔走する。磯ヶ谷くんがぼやくように、広い庁内では爆弾は見つからない。コーヒー缶？のような蓋の上に、小さい金属の塊みたいなものが乗っていて。あれが爆弾だと言うのなら、見つけ出すの絶対無理なレベルすぎる！！！！！

あと個人的に、今回の功労者はまーくんやと思う。危ないとわかってながらもキリコさんの後をつけて、キリヒトに雑な扱い受けながらもGPSまで仕掛けて。それを民宿に置いていたスマートウォッチ越しに志村さんに情報を伝える。まーくん居なかったら話が進まなかったやろうなと思うと、肝が据わってるし凄いなと思いました。

 

話が進むにつれて、警察関係者を相棒にしたインビジブルが全く違う方を向いているなと感じました。しぶとかったと父親が珍しく褒めた志村さんを相棒にしたキリコさんは、クリミナルズが起こす犯罪を止めていた。対して、あまりに凶悪すぎて父親に出禁にされた猿渡監察官を相棒にしたキリヒトは、数々の犯罪をコーディネートしていた。インビジブルとしては犯罪者になるけれど、その中でキリコさんとキリヒトは正義と悪のように見えました。まだまだ底の知れない猿渡監察官の凶悪さがこの先露わになるのだと思うとめちゃくちゃ怖いです・・・。

次回予告で、猿渡監察官がキリコさんを人質に取って志村さんに銃を向けていたシーン。9話で唐突に笑いながら「志村さんは射撃の腕はからっきし」って猿渡監察官が言ってたけれど、それすらもフラグなのかと感じました。志村さんも猿渡監察官に銃を向けてるけれど、撃ち合いになるのかどうなるのか・・・？志村さんとキリコさんの生死や展開がめちゃくちゃ気になります！！！！